リピート・固定客づくり

美容室の次回予約の取り方|押し売りにならない声かけとタイミング

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美容室の次回予約の取り方|声をかけられないまま何年も来た方へ

美容室やサロンの次回予約の取り方でつまずくのは、言葉が思いつかないからではありません。「押し売りに見えたら嫌だ」と思った瞬間に、口が止まるからです。この記事でわかることは3つです。(1)そもそも誰に声をかけて、誰にはかけないのか、(2)施術中・仕上げ直後・お会計のどこで出すのが自分の店に合うのか、(3)断られたときにどう引き、次にどうつなぐのか。紙の予約台帳と手帳しかなくても、そのまま実行できる手順にしています。

結論:全員に声をかけない。日程の相談として出して、断られたら1回で引く

先に答えをお伝えします。押し売りに見えるかどうかを分けているのは、3つの要素です。

  • 相手 — 次に来る日がある程度読める施術の方にだけ声をかけます。全員に声をかけると、全員に断られます。
  • — 「次回のご予約どうされますか?」ではなく「次はいつ頃が良さそうですか」。予約を取るお願いではなく、日程の相談として出します。
  • 回数 — 断られたら、その日は1回で引きます。しつこさは言葉づかいではなく、押した回数で決まります。

この3つを先に決めておくと、その場で迷わなくなります。声かけが怖いのは、断られた後の身の振り方を決めていないからです。

なお、次回予約はどんな店にも当てはまるやり方ではありません。来店の間隔が読めない業態や、単発のご利用が中心の店では、声をかけるほど気まずさだけが残ります。自分の店のどのメニューなら成立するのかを仕分けるところから始めます。

「押し売りに見えたら嫌だ」で止まっている人が、いちばん多い

次回予約の話になると、たいてい次のどれかで止まります。

1つめは、断られたときの想像が先に立つことです。「まだわからない」と言われた場面を先に思い浮かべて、口を開く前に諦めます。実際には、断られること自体は問題になりません。問題になるのは、断られた後にもう一度押してしまうことです。

2つめは、言葉が用意されていないことです。その場で考えると、どうしても「ご予約どうされますか」という形になります。この言い方はYesかNoかを迫る形なので、お客様は「今すぐ決めなければいけない」と受け取ります。決められないときの逃げ道が、Noしかありません。

3つめは、ひとりで回しているとタイミングが1か所に集中することです。お会計と、お見送りと、次のお客様の準備と、片づけが同じ数分の中に来ます。「お会計のときに言おう」と決めていると、忙しい日はまるごと飛びます。

そして4つめが、いちばん根深いものです。やらないまま何年も過ぎると、今さら始めるのが不自然に思えてくることです。長く通ってくださっている方ほど「今まで言われなかったのに、急にどうしたんだろう」と思われそうで、声をかけづらくなります。後ほど、十数年やってきて一度も手をつけたことがなかったというお店の話を紹介します。

手順1 次回予約が成立するメニューと、しないメニューを仕分ける

最初にやるのは、声をかける練習ではありません。自店のメニューを2つに分けることです。

紙に、扱っているメニューを全部書き出します。そのうえで、それぞれに次の質問をします。

このメニューを受けた方は、次にいらっしゃる時期がだいたい決まっているか。

「だいたい決まっている」と答えられるものだけが、次回予約の対象です。判断の材料になるのは、そのお客様の来店周期(同じお客様が前回の来店から次の来店までに空ける日数のこと)です。過去の来店記録を見て、同じメニューの方の間隔がそろっていれば、そのメニューは次回の日付を提案できます。

仕分け声のかけ方
次の時期が読める伸びると気になる施術、付け替えが要る施術、周期を決めて通われている施術その場で日程を相談する
読めない単発のご利用、ご都合次第で間隔が変わるもの、初めてのご来店日程は出さず、次の目安だけ伝える

ここを飛ばして全員に同じ声をかけると、断られる回数が増えます。断られる回数が増えると、こちらが先に折れます。声かけを続けられる状態をつくることが、この手順の目的です。

初めてのお客様は、原則として読めない側に入れます。1回目でその方の間隔はまだ出せません。1回目にできるのは、次の目安をお伝えするところまでです。

手順2 声をかける場所は、施術中・仕上げ直後・お会計の3つしかない

タイミングの選択肢は、実質この3つです。それぞれ、向いていることと、起きやすいことが違います。

声をかける場所向いていること起きやすいこと
施術中(後半)会話の流れで日程の相談として出せる。お客様も考える時間がある手が離せないので、その場では押さえられない。あとで確定させる一手間が残る
仕上げ直後(鏡の前)仕上がりを見ていただいている状態なので、次の話につながりやすい帰り支度に入られると、そのまま流れる
お会計のとき台帳やカレンダーが手元にあり、その場で押さえられるひとりの店では会計・見送り・片づけが重なり、いちばん省略されやすい

ひとりで店を回している場合、「お会計のときに全部やる」は破綻しやすいと考えています。会計とお見送りが同時に来るうえ、次のお客様の入りが重なると、次回予約は真っ先に落ちます。

現実的なのは、2か所に分けるやり方です。施術の後半で「次はいつ頃が良さそうですか」と話題を出しておき、お会計のときに「さきほどの◯日あたりでお取りしておきますか」と確定させます。相談と確定を分けると、お客様には考える時間ができ、こちらは会計の数分で決めきらずに済みます。

どの場所を使うかは、店の動線で決まります。施術台から会計までが遠い店、シャンプー台をはさむ店、着替えがある店では、流れる場所が違います。1週間、自分の店で「どこで話が途切れたか」を記録すると、自店の答えが出ます。

手順3 押し売りにならない言い方の型をつくる

言い方には型があります。その場で考えないための、3つの部品です。

部品1:理由を先に置く。

いきなり予約の話に入ると、売り込みの形になります。先に「なぜ今その話をしているのか」を置きます。

「前回から◯週間くらいでいらしていただいていますね」

事実の確認から入ります。ここで大切なのは、施術の結果や体の状態を理由にしないことです。施術を受けた結果がどうなるかを持ち出す言い方は、業種によっては広告の規制に触れます。使う理由は、前回からの日数と、施術の持ちや生活のご都合までにとどめます。

部品2:Yes/Noではなく、日付を尋ねる形にする。

言い方お客様が受け取るもの
「次回のご予約どうされますか?」今ここで取るか取らないかの二択
「次はいつ頃が良さそうですか」日程の相談。「まだわからない」も答えのひとつになる
「◯月の後半あたりですと、どのあたりがご都合よろしいですか」幅の中から選ぶ相談。決めやすい

3つめのように幅で出すと、さらに答えやすくなります。「来月の中旬あたり」「今月末あたり」といった幅を先に置き、その中で日を選んでいただく形です。

部品3:引き際を先に決めておく。

「まだ予定がわからなくて」と言われたら、その日はそこで終わりにします。粘りません。代わりに、次の1文だけ足します。

「では、◯月の中旬あたりが目安になりますので、その頃にまた見てみてください」

これで、断られた場面が「押し売りされた場面」ではなく「相談に乗ってもらった場面」として終わります。お客様の中に日付の目安だけが残り、こちらは気まずさを持ち越しません。

しつこさは、言葉の丁寧さでは消えません。同じ来店の中で2回言えば、どれだけ丁寧でもしつこく感じられます。回数で管理するのがいちばん確実です。

なお、ここで扱っているのは「帰る前のひと言」です。帰った後に送るお礼や、しばらく空いた方へのご案内は、別の打ち手になります。お礼のメッセージは美容室の来店後LINEお礼メッセージ例文集|再来店につながる送り方、時期を見てお送りするクーポンの設計は再来店クーポンは何ヶ月後に送る?タイミングと有効期限の決め方にまとめています。役割が違うので、混ぜずに使い分けてください。

手順4 変更とキャンセルのルールを、取る瞬間に伝える

断られるときによく返ってくるのが、「まだわからない」です。ただ、この「わからない」の中身は、予定が立たないことではなく、動かせないと困ることである場合が多いはずです。

そこで、押さえていただくその瞬間に、次の3つを口に出します。

  1. いつまで変更できるか — 「前日まででしたら、日にちの変更もできます」
  2. どこに連絡すればいいか — 「変更のときは、こちらにご連絡いただければ大丈夫です」
  3. 忘れないための一手 — 「前日にご確認のご連絡を差し上げますね」

この3つを先に言うと、お客様にとっては仮の予定を置くのと同じ重さになります。逆に、ここを言わないまま日付だけ押さえようとすると、「縛られる」と受け取られかねません。断られたときに「押し売りだと思われた」と感じる場面には、実はこの説明の抜けが混じっていることがあります。

変更の期限をどこに置くかは、自店の事情で決めます。ひとりの店で、その枠が埋まらないと売上に直結するなら、期限を早めに置いて前日の確認を確実に入れる。予約が詰まっていて代わりが立てやすいなら、期限を緩めにする。どちらが正解ということはなく、決めて伝えることが要点です。

前日の確認は、次回予約とセットで運用します。数週間先の予約は、お客様の側でも記憶が薄れます。当日の連絡漏れやすれ違いをどう減らすかは、個人サロンの無断キャンセル対策|リマインドと文例で防ぐで扱っています。ここでは深追いしません。

なお、先に押さえていただいたからといって、当日いらっしゃらない可能性がなくなるわけではありません。次回予約は「来ないを防ぐ仕組み」ではなく、「次の来店の話を、その場でできるようにする仕組み」です。ここを取り違えると、キャンセルが出たときに落ち込みが大きくなります。

手順5 数え方を1つ決めて、伸びないときは3つの順番で疑う

やりっぱなしにしないために、数え方を決めます。使うのは次回予約率です。

次回予約率 = 次の予約が入ったご来店の数 ÷ ご来店の数

分母をどこまでにするかは、自店で決めて記録に残します。全来店を分母にするのか、手順1で仕分けた「読める側のメニュー」だけを分母にするのか。前者は店全体の実態が見え、後者は声かけの成果が見えます。どちらでも構いませんが、途中で変えると前月と比べられなくなります。

業界の平均値をお探しの方もいると思いますが、次回予約率について信頼できる公表統計は見つけられていません。この記事では相場の数字は出しません。比べる相手は先月の自分の店にしてください。リピート率との関係を整理したい場合はリピート率とは?計算方法とサロンの目安を、店の数字全体の中での位置づけはひとりサロンが見るべき経営の数字とは?KPI入門を参照してください。

数え始めて、それでも上がらないときは、次の順番で疑います。順番を守ると、原因の切り分けが速くなります。

① メニューの周期が読めていない

手順1の仕分けに戻ります。読めない側のメニューにまで声をかけていると、断られる回数だけが増えます。過去の来店記録を開いて、そのメニューの方の間隔が本当にそろっているかを見直します。

② 声をかける位置が悪い

手順2に戻ります。「言おうと思っていたのに言えなかった」回数が多いなら、言葉ではなく場所の問題です。会計のときに集中させているなら、施術後半に相談だけ前倒しします。

③ そもそも先の枠が開いていない

見落とされやすいのがここです。1か月先の予約を提案しようとしても、そこまで予約を受け付けていなければ取りようがありません。何ヶ月先まで受けるかの決め方はサロンの予約は何ヶ月先まで受ける?受付期間と解禁日の決め方にまとめています。声かけの練習をする前に、こちらを確認したほうが早い場合があります。

「十数年やってきて、次回予約に手をつけたことがなかった」というお店の話

次回予約は、業界では基本のやり方として語られます。そのせいで「やっていない自分は遅れている」と感じてしまい、余計に始めづらくなる方がいます。

先日、あるサロンのオーナーAさん(仮名)からお話をうかがいました。十数年サロンを続けてこられた方です。ご自身の言葉です。

「10何年もやってるけど、次回予約率というかな……そういうのを全然やってなかったの」

(サロンオーナーへのヒアリングに基づき、匿名化して掲載しています)

新規のお客様は今も来られていて、店は続いてきました。ただ、すでに通ってくださっている方に対して働きかけるという発想を、長いあいだ後回しにしてきた。そういうお話でした。

この話には、2つの読みどころがあると考えています。

1つは、十数年続いている店でも、次回予約に手をつけていないことはあるということです。やっていないのは特別なことではありません。集客ができていれば、店は回ります。次回予約は、店を成り立たせるために欠かせない条件ではなく、すでにいるお客様との関係の持ち方を選ぶ話です。

もう1つは、始めるのに遅すぎるということはないということです。長く通ってくださっている方ほど「今さら」と感じますが、お客様の側から見れば、次の日程を相談されること自体は、それほど珍しい体験ではないはずです。ほかのお店で同じように尋ねられた経験のある方も多いと考えられます。むしろ、長く通っている方のほうが、こちらの都合を汲んでくださる場面は多いはずです。

始め方としておすすめしているのは、次の来店から、直近3人にだけ声をかけてみることです。全員に切り替えようとすると、その日のうちに疲れます。3人で言葉の感触を確かめてから、対象を広げていくほうが続きます。

「押し売りに見える」の正体は、言葉が売り込みの形をしていること

もう少し踏み込んでおきます。多くの方が怖がっているのは、次回予約という行為そのものではありません。自分が営業をしている絵です。

ここには思い違いがあると考えています。お客様の側から見ると、次回予約の声かけは、たいてい「面倒が1つ減る話」として届きます。予約を取り直す連絡は、お客様にとっても手間だからです。行きたいと思ってから連絡して、返事を待って、日程を合わせる。その往復が、帰る前のひと言でまとめて片づきます。

売り込みに変わるのは、次の2つが起きたときです。

  • 回数 — 同じ来店の中で2回以上押す。1回目が相談でも、2回目は要求になります。
  • 理由の置き場所 — 「今取っていただくと」とこちらの都合を理由にする。理由は、お客様の日程の側に置きます。

この2つを避けているかぎり、丁寧な言い回しを探し続ける必要はありません。むしろ、へりくだった長い前置きのほうが、話を重くします。「次はいつ頃が良さそうですか」の一言で足ります。

言葉を磨くより、引き際を決めておくほうが先です。1回で引くと決めていれば、断られる場面が怖くなくなります。怖くなくなれば、声をかける回数が増えます。次回予約が動き出すのは、たいていこの順番です。

やりがちな外し方

  • 全員に同じ声をかける。 手順1の仕分けを飛ばした状態です。断られる回数が増え、こちらが先に続かなくなります。
  • 同じ来店の中で2回押す。 1回目を相談として受け取ってくださった方も、2回目で身構えます。回数だけは守ってください。
  • 変更ルールを言わずに日付だけ押さえようとする。 「縛られる」と感じられて断られます。取る瞬間に、期限と連絡先と前日確認をセットで伝えます。
  • 次の来店の時期を、施術の結果と結びつけて説明する。 「◯回で変わります」のように、通う回数と体の変化を結びつける言い方は、結果を約束する表現になります。使う理由は、前回からの日数と施術の持ちまでにとどめます。整体・鍼灸・美容整体では、この線引きが特に重要です。
  • 割引をつけて取ろうとする。 次回予約に特典をつけること自体は選択肢ですが、値引きで取った予約は値引きがないと取れなくなります。始めるときは、まず言い方だけで試すことをおすすめします。
  • 数え方を途中で変える。 分母を全来店から一部メニューに変えると、数字は動きます。変えるなら、変えた日付を記録に残してください。
  • 来なくなった方への声かけと混同する。 すでに間隔が延びきっている方は、次回予約の話ではなく掘り起こしの話です。手順はサロンの休眠顧客を最終来店日で掘り起こす|秋に常連を呼び戻す手順にまとめています。
  • 取れた数だけを見て、取れなかった理由を残さない。 断られたとき、その方が何と言ったかを一言メモしておくと、翌月の見直しが速くなります。「予定がわからない」が多いのか、「また連絡します」が多いのかで、直すところが変わります。

業態別に気をつけたい点

  • 美容室:メニューによって間隔が大きく違います。カット中心の方とカラー中心の方を同じ提案の幅で扱うと、どちらかに無理が出ます。仕分けはメニュー単位で行ってください。伸びてくると気になる施術は、日付の相談を切り出しやすい部類です。
  • まつげ・ネイル:付け替えの必要から間隔が決まる面があり、次回予約がいちばん成立しやすい業態です。ここで取れていない場合、原因は言い方より、声をかける場所か、先の枠の開き方にあることが多くなります。
  • エステ・脱毛:コースの中で来店間隔が決まっている場合、それはコースの設計であって、その方の来店周期ではありません。コース中の方は日程の確認、コース終了後に単発で通われる方は仕分け直し、と分けて考えます。
  • 自費の整体・鍼灸・美容整体:次の来店時期の話を、体の状態や施術の効果と結びつけて説明することは避けてください。2025年のあはき柔整の広告に関する見直しで、ホームページやSNS、地図サービス上の情報まで対象と整理されています。お伝えするのは「前回から◯日空いています」という事実の確認と、ご都合の相談までにとどめます。回数や期間を約束する言い方も避けます。
  • 開業して間もない店:まだ間隔のデータがありません。この段階で次回予約を無理に取りにいくより、初回の方が2回目にいらっしゃるまでの日数を記録するほうが先です。10人分たまれば、提案できる幅が見えてきます。

まとめ

美容室・サロンの次回予約の取り方を、手順として整理します。

声をかける相手を絞ります。 メニューを「次の時期が読める/読めない」に仕分けて、読める側だけを対象にします。全員に声をかけると、全員に断られます。

場所を決めます。 施術中・仕上げ直後・お会計の3つのうち、相談を出す場所と確定させる場所を分けると、ひとりの店でも忙しい日に飛ばずに済みます。

言い方を型にします。 前回からの日数を先に置き、「次はいつ頃が良さそうですか」と日程の相談として尋ね、断られたら1回で引いて次の目安だけ伝えます。

変更ルールを、取る瞬間に伝えます。 いつまで変更できるか、どこに連絡するか、前日に確認の連絡を入れるか。この3つで、押さえていただく重さが変わります。

数え方を1つ決めます。 次の予約が入ったご来店の数を、ご来店の数で割ります。分母の置き方は自店で決めて記録に残します。上がらないときは、①メニューの仕分け ②声をかける場所 ③先の枠の開き方、の順に疑います。

そして、十数年やってきて手をつけていなかった店もあります。始めるのに遅すぎるということはありません。次の来店から、3人に声をかけるところからで十分です。

今月どれだけ次が入ったかを、数え直さずに見たいなら

声かけを始めると、数える手間が毎月ついてきます。SALONA(サローナ)では、お会計の流れからそのまま次のご予約を登録でき、会計を確定していなくても予約台帳から取れます。この流れで取ったぶんは、ご来店のうち次回予約が入った割合として、次回予約率に自動で反映されます。手順1から5までは紙の台帳でも実行できますが、続けた結果を毎月数え直す作業だけは、仕組みに任せられます。

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よくある質問(FAQ)

Q. 次回予約は、全員に声をかけたほうがいいですか。
A. おすすめしません。次回予約が成立するのは、次にいらっしゃる時期がある程度読める施術に限られます。まず自店のメニューを「次の時期が読める/読めない」に仕分けて、読める側の方にだけ声をかけてください。読めない側の方には日程を出さず、「次は◯月の中旬あたりが目安です」と幅だけをお伝えして終わります。全員に同じ声をかけると断られる回数が増え、こちらが先に続かなくなります。初めてご来店の方も、その方の間隔がまだ出せないため、原則として読めない側に入れます。

Q. 「まだ予定がわからない」と言われたとき、どう返せばいいですか。
A. その日はそこで終わりにします。粘らずに、「では◯月の中旬あたりが目安になりますので、その頃にまた見てみてください」と次の目安だけをお伝えして引きます。同じ来店の中で2回押すと、どれだけ丁寧な言い方でもしつこく受け取られます。しつこさは言葉づかいではなく回数で決まる、と考えておくと迷いません。加えて、「まだわからない」の中身は予定が立たないことではなく「動かせないと困る」ことである場合が多いと考えられるため、次の機会には変更できる期限を先にお伝えしてみてください。

Q. 次回予約を取ると、売上は上がりますか。
A. 取れば上がると言い切れるものではありません。次にいらっしゃる時期が読めない業態や、単発のご利用が中心の店では、声をかけるほど気まずさが残り、逆に足が遠のくこともあります。次回予約でできるのは、お客様が予約を取り直す手間を減らし、次の来店の話をその場でできるようにすることまでです。また、先に押さえていただいたからといって当日いらっしゃらない可能性がなくなるわけでもありません。効果を測りたい場合は、次回予約率と、それ以外の数字(客数や再来店の状況)を並べて、数ヶ月単位で見てください。

運営: 株式会社art crat./SALONA編集部
公開日: 2026-08-24 最終更新: 2026-08-24
本記事のオーナーの声は、SALONA利用サロンへのヒアリングに基づき、匿名化して掲載しています。次回予約率の業界平均については、信頼できる公表統計を確認できなかったため、相場の数値は記載していません。

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