美容室の来店後LINEお礼メッセージ例文集|再来店につながる送り方
来店後のLINEお礼メッセージは「何を書くか」で再来店が変わる
来店してくれたお客様にLINEでお礼を送りたい。でも「ありがとうございました」だけでは味気ないし、かといって営業色が強いと引かれそう——そんな迷いで送れずにいませんか。この記事では、来店後のお礼メッセージをそのままコピペできる例文で用意しました。新規・再来・メニュー別の書き分け、次回予約が入っていないお客様へのフォロー文、そして避けたい送り方まで、文面に絞ってお伝えします。
この記事でわかること。
- 新規・再来・メニュー別の、来店後LINEお礼メッセージの例文
- 次回予約が未定のお客様へ、押し売りにならないフォローの送り方
- 美容室・まつ毛・ネイル・治療院それぞれで気をつける差分
結論:お礼は「感謝+次の来店の理由を1つ」だけでいい
先に答えをお伝えします。来店後のLINEお礼メッセージは、感謝の一言に「次の来店の理由」を1つだけ添えるのが基本形です。
理由を盛り込みすぎると営業の手紙になり、感謝だけだと次につながりません。「ありがとうございました」+「次は◯週間後が目安です」「次回はこのケアもおすすめです」のように、理由を1つに絞る。これだけで、お客様が次の予約を思い出すきっかけになります。
送るタイミングは来店当日〜翌日。施術の満足感が残っているうちが、いちばん読んでもらえます。
※「では何ヶ月後に再来店を促すか」「クーポンの有効期限はどう決めるか」といった時間軸の設計は、別記事の再来店クーポンは何ヶ月後に送る?タイミングと有効期限の決め方で詳しく扱っています。本記事は「何を・どう書くか」に絞ります。
なぜ「ありがとうございました」だけでは次につながらないのか
多くのサロンで、お礼メッセージが「本日はありがとうございました」の一文で終わっています。失礼ではありません。ただ、それだけではお客様の頭に「次にいつ来るか」が残らないのです。
人は、次の行動のきっかけがないと予約を後回しにします。「そろそろかな」と思った頃には別の予定が入り、気づけば数ヶ月。これが、悪気のない失客が生まれる一番の流れです。
お礼メッセージは、感謝を伝える場であると同時に、次の来店をそっと思い出してもらう最初の接点でもあります。だからこそ、文面に「次の理由」を1つ置くかどうかで差がつきます。
コピペで使える 来店後お礼メッセージ例文集
ここからは状況別の例文です。【店名】『◯◯(メニュー名)』の部分を、自店の名前・施術名に差し替えてお使いください。
1. 新規のお客様向け
初めて来店してくれた方には、緊張をほぐす一言と「また来やすい雰囲気」を伝えます。
◯◯様
本日はご来店いただき、ありがとうございました。
初めてのご来店で緊張されたかと思いますが、仕上がりはいかがでしたか。
気になる点があれば、いつでもLINEでお知らせください。
またお会いできるのを楽しみにしております。
【店名】
ポイントは、評価を求めず「気になる点は聞いてください」と受け皿を用意すること。新規の方は不満があっても言い出しにくいので、こちらから入り口を開けておきます。
2. 再来(常連)のお客様向け
何度も来てくれる方には、テンプレ感を消して「あなただと分かっている」一言を入れます。
◯◯様
いつもありがとうございます。本日もご来店いただき嬉しかったです。
前回お話していた◯◯、今回も意識して仕上げてみました。
次回は◯週間後あたりが目安になりそうです。
またのご来店をお待ちしております。
【店名】
◯◯には、前回会話した内容や髪・肌の状態など、その人だけに当てはまる一言を入れます。ここが常連向け文面の核です。
3. メニュー別の一言
施術内容に触れる一言を添えると、文面が一気に「自分宛て」に感じられます。効果や効能を断定せず、ケアの案内にとどめるのがコツです。
- カラー:「色味は1週間ほどで少し落ち着きます。色持ちが気になる頃に、またご相談ください」
- まつエク:「次回の付け替えは◯週間後あたりが目安です。お風呂上がりの優しい扱いで、もちが変わってきます」
- ネイル:「アートの定着が気になってきたら、早めのお直しがおすすめです。次回も楽しみにしています」
- トリートメント/ヘッドスパ:「お家でのケアもよければお伝えします。気軽にLINEで聞いてください」
いずれも「次にいつ・何をすると良いか」を断定ではなく目安で添えるのがポイントです。
次回予約が入っていないお客様へのフォロー例文
ここが一番気をつかう場面です。次回予約が決まっていない方に、押し売りにならず、でも忘れられないように送りたい。
コツは、「予約してください」ではなく「またお会いしたい」を主語にすること。そのうえで、次回の目安周期だけをそっと添えます。
来店直後(お礼と同時に送る場合)
◯◯様
本日はありがとうございました。
次回のご予約はまだ先で大丈夫です。◯週間後あたりが心地よくお過ごしいただける目安かなと思います。
その頃にまたお会いできたら嬉しいです。気が向いたらいつでもLINEください。
【店名】
少し時間が空いた方へ(目安周期を過ぎた頃)
◯◯様
その後いかがお過ごしでしょうか。
前回から◯週間ほど経ちましたので、そろそろかなと思いお声がけしました。
ご都合の良いタイミングで、またお待ちしております。
【店名】
どちらも、断りやすい余白(「まだ先で大丈夫」「気が向いたら」)を残すのがポイントです。逃げ道のあるお誘いほど、かえって返信が来やすい——これは現場でよく実感するところです。
現場の声:お礼だけで終わらせず、未予約フォローまで設計したい
この「お礼のあとのフォロー」を強く意識していたのが、SALONA利用サロンへのヒアリングで聞いた、まつげサロンを営むオーナーAさん(仮名)の声でした。
Aさんが求めていたのは、来店後のお礼メッセージに加えて、次回予約が入っていないお客様へ、次の来店を促すLINEを送る仕組みでした。「お礼で終わらせず、その後の未予約フォローまで設計したい」という考え方です。さらに「1ヶ月後・半年後のように、複数のタイミングで送れるといい」という要望も挙がっていました。
ここから見えるのは、お礼は『点』ではなく、再来店までの『線』の入り口だという発想です。1通目のお礼で関係を温め、次回の目安を伝え、それでも予約が入らなければ少し時間を置いてもう一度声をかける。この流れを、文面のセットとしてあらかじめ用意しておくと、その都度悩まずに送れます。
やってはいけない送り方(NG例)
良かれと思った送り方が、かえって足が遠のく原因になることもあります。競合記事があまり書かない逆張りも含めて挙げます。
- 営業色が強すぎる:「今なら◯%オフ!」を冒頭に置くと、感謝が割引の前置きに見えます。お礼と販促は1通に混ぜない。
- 長文:スマホで読むLINEに、画面を何度もスクロールする長文は読まれません。5〜6行を目安に。
- 全員に同じテンプレを連投:一字一句同じ文面が続くと「自動送信だな」と伝わります。最低1行は、その人向けの言葉を入れる。
- 個人情報をLINEで聞き出す:体調や悩みの詳細をLINEのやり取りで根掘り葉掘り聞くのは避けます。問診は来店時か専用フォームで。
- 逆張りで一番見落とされがちな点——「返信が来た時に放置する」:お礼に「ありがとうございます」と返ってきたのに既読のまま、というのが実は一番もったいない。一往復で構わないので返信を返す。送ることより、来た反応に応えることのほうが関係を育てます。
業態別の差分注記
施術の周期や規制の違いで、文面の作り方が変わります。
- まつ毛・ネイル:付け替え・お直しの周期が読みやすい業態です。「次回は◯週間後あたりが目安です」と具体的な目安を入れやすいので、フォロー文と相性が良いです。
- 美容室:カラー・カット・パーマでお手入れ周期が変わります。一律の周期ではなく、そのお客様のメニューに合わせた目安を添えるのがコツ。
- エステ:ボディラインを整えるケアやフェイシャルでは、効果を保証する表現を避けます。「次回のケアの目安」「お家でのお手入れ案内」にとどめる。
- 治療院(整体・整骨院・鍼灸など):ここは特に注意が必要です。2025年のあはき柔整の広告ルール改正で、ホームページ・SNS・地図情報・LINEまでが規制の対象に含まれると言われています。LINEの文面でも「治る」「効く」「改善する」といった効果の断定は書かない。通い方の目安や次回の案内という「手順」で語るのが安全です。
まとめ:文面を1度作れば、毎回悩まずに送れる
来店後のLINEお礼メッセージは、感謝+次の来店の理由を1つが基本形です。新規・再来・メニュー別・未予約フォローの文面を一度セットで作っておけば、その都度ゼロから考えずに済みます。
押し売りにならない秘訣は、断りやすい余白を残すこと。そして、返信が来たら一往復返すこと。送る技術より、応える姿勢のほうが固定客づくりには効きます。
なお、お礼やフォローのメッセージを一人ひとりに手作業で送るのは、件数が増えると続きません。SALONAでは、来店(予約終了)の30分後にお礼のメッセージをLINEとメールで自動送信でき、さらに数日後・数ヶ月後の再来フォローもLINEとメールで自動配信できます。本文は店舗ごとに自由に作れ、{{customerName}} {{menuName}} といったプレースホルダーを使えば、宛名や施術名が一人ひとりに入った状態で届きます。文面を1回作れば、あとは自動で届く形にできます。誕生月のクーポン通知もLINEで送れます。手作業の個別送信から卒業したい方は、検討してみてください。
よくある質問
Q. お礼のLINEはいつ送るのがいいですか。
A. 来店当日〜翌日が目安です。施術の満足感が残っているうちが、いちばん読んでもらえます。当日が難しければ翌日の午前中までに送れると自然です。
Q. 次回予約が決まっていないお客様に送ると、しつこいと思われませんか。
A. 「予約してください」ではなく「またお会いできたら嬉しいです」と、来店をお願いする形にせず気持ちを伝える書き方にすれば、押し売り感は出にくくなります。「まだ先で大丈夫です」と断りやすい余白を残すのがコツです。
Q. LINE公式アカウントの無料プランでも送れますか。
A. 送れます。LINE公式アカウントの無料のコミュニケーションプランでは、月200通までメッセージを配信できると案内されています(LINEヤフー公式の案内)。友だちが増えて配信数が必要になったら、有料プランへの移行を検討します。
運営:株式会社art crat./SALONA編集部
公開日:2026-06-16 最終更新日:2026-06-16
本記事の現場の声は、SALONA利用サロンへのヒアリングに基づき匿名化して掲載しています。