サロンの公式LINEは無料の200通で足りない?通数の見積もり方
サロンの公式LINEが無料の200通で足りないかは、送る前に計算できます
予約の受付通知やリマインドを公式LINEで送っているサロンで、「無料の200通では足りないのではないか」と不安になったときの記事です。通数とは、お店から送ったメッセージの数のことです。ここは感覚で決めるところではなく、送る前に自店の数字で計算できます。わかることは3つです。(1)月に何通使うかを出す足し算、(2)通数を消費する送信と消費しない送信の線引き、(3)無料枠に収まらないと分かったときに、通数を減らすかプランを上げるかを決める基準です。
結論:月の想定通数は、3つを足すだけで出ます
先に答えをお伝えします。ひと月に使う通数は、次の3つの足し算です。
① 月の予約件数 × 1予約あたりの通数
② 友だちの人数 × 一斉配信の回数
③ 個別に送るお知らせの数
この合計が、契約しているプランの無料通数を超えるかどうかを見ます。電卓で3分あれば出ます。
そして、多くのお店がつまずくのは②です。一斉配信は「1回送った」ではなく、送った友だちの人数分だけ通数を使います。LINEヤフー for Businessの料金プランページでは、通数の数え方が「メッセージを送った回数」×「送った友だちの数」と説明されています(2026年8月8日時点で確認)。友だちが500人いれば、月1回のお知らせで500通です。無料の200通は、この1回で使い切ります。
やることは5つです。
- 1人のお客様の1回の予約で、何通送っているかを紙に書き出す。
- 上の3つを足して、月の想定通数を出す。
- 通数を消費する送信と、消費しない送信を分ける。
- 収まらないなら、通数を減らす・別の経路に逃がす・プランを上げるの3つから選ぶ。
- 上限に達したときに、自分が気づける形をつくっておく。
順に見ていきます。
数えないまま送ると、月の途中で静かに止まります
通数の見積もりが後回しになるのは、失敗の仕方が独特だからです。
普通の設定ミスは、その場でエラーが出ます。ところが通数は違います。上限に達しても、お店の画面には何も起きません。起きるのは、お客様の側でリマインドが届かないことだけです。届かなかったという事実は、お店には返ってきません。当日いらっしゃらなかったお客様が出て初めて、月末に気づく形になります。
もう1つ、送る通数はお店が増やそうとして増えるものではありません。予約が増えれば自動的に増えます。リマインドを1通足したときも、友だちが増えたときも増えます。運用がうまくいっているときほど、通数は静かに増えます。だからこそ、送る前に一度だけ計算しておく価値があります。
手順1:1回の予約で、何通送っているかを紙に書き出す
起点はここです。月の件数から考えると、たいてい数え漏れます。
1人のお客様が1回予約したとき、来店が終わるまでに何通届くかを書き出します。よくあるのは次のような並びです。
- 予約を受け付けたことをお伝えする通知
- 承認制で運用しているなら、承認・変更・お断りの連絡
- 前日または当日のリマインド
- 来店後のお礼
ここで大事なのは、この数はお店ごとに違うということです。リマインドを送らない店は少なくなりますし、承認制なら増えます。数え方は単純で、直近のお客様1人分のトーク画面を上から下まで見て、お店から送られた吹き出しがいくつあるかを数えるだけです。
数えるときの注意が1つあります。LINEの通数は吹き出しの数ではありません。料金プランページでは、1回に配信できるのは最大3吹き出しまでと説明されています(2026年8月8日時点で確認)。1回の送信で吹き出しを3つ使っても、通数としては1通です。逆に、同じ内容を2回に分けて送れば2通になります。長文を分けたくなったときは、送信を分けるのではなく吹き出しを分ける、と覚えておくと通数が節約できます。
来店後のお礼は、通数を使う代表例です。何をどのタイミングで送るかは美容室の来店後LINEお礼メッセージ例文集|再来店につながる送り方にまとめてあります。この記事で扱うのは、その1通が月に何通ぶんになるかという勘定のほうです。
手順2:月の想定通数を、3つの足し算で出す
書き出した数を使って、ひと月の合計を出します。下は書き方の見本です。業界の目安ではありません。自店の数字に置き換えてください。
| 項目 | 計算 | 通数 |
|---|---|---|
| ① 予約にともなう通知 | 月の予約件数 100件 × 1予約3通 | 300通 |
| ② 一斉配信 | 友だち 500人 × 月1回 | 500通 |
| ③ 個別のお知らせ | 手動での連絡 20件 | 20通 |
| 合計 | 820通 |
この店の場合、月に820通です。無料の200通では収まりません。
見ておきたいのは、②が全体の6割を占めていることです。予約の通知は件数に比例して増えますが、一斉配信は友だちの人数に比例します。友だちを増やす努力をしてきた店ほど、ここが大きくなります。集客がうまくいっているほど配信の1回が重くなる、という直感に反した構造です。
自店の数字を入れたら、契約しているプランの無料通数と並べます。次の表は、LINEヤフー for Businessの料金プランページに掲載されている内容です(2026年8月8日時点で確認)。
| プラン | 月額(税別) | 無料メッセージ通数 | 追加メッセージ |
|---|---|---|---|
| コミュニケーション | 0円 | 200通 | 不可 |
| ライト | 5,000円 | 5,000通 | 不可 |
| スタンダード | 15,000円 | 30,000通 | 従量課金で追加可 |
同ページには、2026年10月1日に追加メッセージ料金の改定を行うという注記も掲載されています(2026年8月8日時点で確認)。告知されているのは、無料通数を超えた分を1通いくらで買い足す部分の料金です。月額や無料通数そのものの改定として案内されているものではありません。時期が近づいたら、下の参照リンクから最新をご確認ください。
友だちが900人を超えていても、一度も配信していない店があります
ここで、実際のサロンオーナーの声を紹介します。サロンオーナーへのヒアリングに基づき、特定できない形に匿名化して掲載しています。読みやすさのため、自動文字起こしで欠けた文字を〔 〕で補っています。
LINEの友だちが900人を超えるサロンのオーナーAさん(仮名)は、一斉配信の経験を聞かれてこう答えました。
「〔1〕回もしたことないんですよ」
このお店は、ひと月の予約件数が最大で200件ほどあります。友だちは900人超、予約は月200件規模。それでも、一斉配信は一度もしていません。
配信していない理由として、ご本人はこう続けています。
「あんまりこういうのはやったことないし、やっぱり来てないお客さんもいるから」
注目したいのは、送りたくないから送っていないのではないという点です。しばらく来ていないお客様がいることも把握されています。にもかかわらず手が止まっているのは、送ったら何がどうなるのかが見えていないからです。通数の勘定が立っていない状態で、900人に一斉に何かを送るのは、確かに怖い操作です。
この状態は、機会損失としてはかなり大きいものです。手順2の計算をこの店に当てはめると、月200件の予約で1件3通なら600通。友だち900人に月1回配信すれば、それだけで900通。合計1,500通です。この数字が出ていれば、「無料の200通では届かない」「ライトの5,000通なら月1回の配信を続けても余裕がある」という判断が、その場で付きます。計算していないから送れないのであって、送るべきでないから送っていないのではありません。
手順3:通数を消費する送信と、しない送信を分ける
合計を出したら、次はその中身を仕分けます。ここを知らないまま「LINEは通数を食うから使わない」と決めてしまうお店が多いところです。
LINEヤフー for Businessの料金プランページには、通数にカウントされないものとして次が挙げられています(2026年8月8日時点で確認)。
- LINEチャットの送受信(管理画面から1対1でやり取りするもの)
- 応答メッセージ
- あいさつメッセージ
- Messaging APIの「Reply API」
一方、カウントされるのはメッセージ配信(すべての友だちへの配信・絞り込み配信・ステップ配信)と、Messaging APIのうちお店の側を起点に送るものです。
線引きを実務の言葉に直すと、こうなります。お客様の動きに対して返す形のものは消費せず、お店の都合で起点をつくって送るものは消費します。1対1のトークで質問に答えるのは、何往復しても通数を使いません。予約システムから自動で飛ぶ通知は、お店側を起点にした送信なので消費します。
この線引きは、知っているかどうかで運用がまるごと変わります。公式LINEのチャットを併用しているサロンのオーナーCさん(仮名)は、説明を受けたその場で、確認するようにこう口にしました。
「〔公式LINE〕のチャットを使えば、その、えっと、LINEのメッセージ数も消費しないので」
これは課題の吐露ではなく、線引きを知った直後の確認です。ただ、わざわざ口に出して確かめている時点で、その線引きが自明ではなかったということでもあります。個別のやり取りまで通数を気にして控えていた期間があったのだとすれば、それは減らさなくてよかった手間です。
メールは、そもそもLINEとは別の経路です。LINEの通数とは関係なく届きます。ただし届きやすさの前提が違うので、メールに寄せるつもりならサロンの予約メールがお客様に届かない原因と対策|迷惑メールを防ぐ工夫を先に読んでおくと、逃がした先で届かない事態を避けられます。
手順4:収まらないと分かったときの選択肢は3つ
合計が無料枠を超えたら、打てる手は3つです。上から順に検討するものではなく、店によって正解が逆になります。
(a)送る通数を減らす。 リマインドを2通から1通にする、お礼を自動送信から手動に切り替える、一斉配信の回数を月1回から隔月にする、といった調整です。費用はかかりませんが、減らした分だけ効果も落ちます。特にリマインドを削ると、当日いらっしゃらないお客様が増える方向に働きます。
(b)届け先の一部を別の経路に逃がす。 メールを併用する、予約の確認ページで見てもらう、といった形です。LINEの通数を使わずに情報は届きます。ただし開封率はLINEと同じにはなりません。時間に厳しいもの(当日のリマインド)はLINEに残し、時間に厳しくないもの(キャンペーンの案内)を逃がすという分け方が噛み合います。
(c)プランを上げる。 月額の固定費が増えます。固定費とは、売上に関係なく毎月かかる費用のことです(固定費・変動費とは?サロンのコストの分け方)。増えるかわりに、通数を気にする作業そのものが消えます。
減らすか、上げるかは、1予約の粗利で決めます
3つのどれを選ぶかは、好みではなく割り算で決められます。並べるのは、上位プランとの月額の差と、自店の1予約あたりの粗利です。粗利とは、売上から材料費など直接かかった費用を引いた残りのことです。
無料プランからライトプランに上げる場合、差額は月5,000円(税別)です。年に直すと6万円になります。ここに自店の数字を当てます。
- 客単価8,000円・材料費1,000円の店なら、1予約の粗利はおよそ7,000円。月に1件でも予約が飛べば、月額の差を上回ります。
- 客単価3,000円・回転で成り立つ店なら、1予約の粗利は2,000円前後。2件以上飛んで初めて釣り合う計算になります。
この差が、そのまま結論になります。単価が高く予約件数の少ない店は、通数を減らす選択が合いません。リマインドを削って1件飛ばした時点で、節約した5,000円を超えて損をします。逆に、単価が低く、予約の通知よりも一斉配信で通数が膨らんでいる店は、配信の回数を隔月にするだけで収まることが多く、月5,000円の固定費を増やす必要がありません。
客単価の出し方に自信がないときは、客単価とは?計算方法と平均の考え方・上げ方の基本を先にご覧ください。
なお、(c)を選ぶときに1つだけ確認しておくことがあります。プランを上げたときに何が変わるかです。料金プランページを見るかぎり、プランによって変わるのは月額と通数の枠で、送れる通数以外の条件は各プランの記載をそのまま読むのが確実です(2026年8月8日時点で確認)。「上位プランにすれば配信の機能が増える」と期待して上げると、期待と違う結果になります。
「月に1回しか送れない」と思ったまま止まっている店もあります
もう1件、別のサロンオーナーの声です。こちらも匿名化して掲載しています。
無料プランのまま運用しているサロンのオーナーBさん(仮名)は、月末に定休日の案内などを送っています。上位プランへの変更を迷っている理由を、こう説明しました。
「〔1〕回しか送れんじゃないですか、今の状況だったら次のに送る思ったら」
つまり、無料の枠では月に1回配信したら次が送れない、という認識です。この認識自体は、友だちの人数によっては正しい計算です。友だちが200人を超えていれば、1回の配信で無料枠を使い切ります。
ここで大事なのは、Aさんと逆の止まり方をしている点です。Aさんは計算していないから送れず、Bさんは計算した結果として「1回が限界」と分かって止まっています。そしてどちらも、次の一手が決められていません。
理由は同じです。「月1回では足りない」という不満はあるのに、では月に何回送りたいのか、その回数だと何通になるのかが数字になっていないからです。月2回送りたい、友だちは300人、なら600通。無料枠では届かず、ライトの5,000通なら余ります。ここまで出れば、月5,000円(税別)を払う価値があるかどうかを、先ほどの粗利の割り算で判断できます。迷いの正体は、プランの良し悪しではなく、送りたい回数が決まっていないことです。
配信の回数を決めるときは、送る内容から逆算します。定休日や営業時間の案内だけなら月1回で足ります。季節メニューの告知、しばらく来ていないお客様への声かけを足すなら月2〜3回です。回数を先に決めて、通数を計算して、プランを選ぶ。この順序で決めると迷いません。
手順5:上限に達したときに、自分が気づける形をつくる
最後は、超えてしまったあとの話です。ここが実務としてはいちばん怖いところです。
料金プランページでは、追加メッセージが「不可」とされているプランがあります(2026年8月8日時点で確認)。無料通数を超えた分を買い足せないプランでは、使い切った時点でその月の配信ができなくなります。無料通数は月ごとの枠なので、月が替われば戻ります。
問題は、止まったことに気づけるかどうかです。冒頭に書いたとおり、止まった瞬間に困るのはお客様の側です。リマインドが届かないまま予約日を迎え、来店がなくなって、そこで初めて分かる。この順番になりがちです。
気づける形にするために、少なくとも次のどれかを用意しておきます。
- 月に一度、残りの通数を見る日を決める。 LINE公式アカウントの管理画面には、その月に送った通数を確認できる画面があります。給料日でも締め日でもかまいませんので、日付を固定します。
- 通数を使わない経路を二重に持っておく。 リマインドをLINEとメールの両方で送っておけば、LINEが止まってもメールは届きます。手順3で見たとおり、メールはLINEの通数と無関係です。
- 上限に達したことを知らせてくれる仕組みを持つ。 使っているツールに、上限到達をお店側に通知する機能があるかを確認しておきます。あるかどうかはツールによって異なります。
3つとも用意する必要はありません。1つ目だけでも、月末に事故として発覚する形は避けられます。
なお、LINEだけで予約から連絡までを回している場合、通数以外にも詰まりやすいところがあります。全体像はLINE予約だけで回すサロンの限界|カルテも売上分析も残らない問題にまとめてあります。
よくある失敗
通数の見積もりでつまずきやすい点を挙げます。
- 一斉配信を「1回」で数える。 いちばん多い誤りです。1回の配信は、友だちの人数分の通数になります。友だち300人なら300通です。ここを1通と数えていると、見積もりが桁で外れます。
- 通数を気にして1対1のやり取りまで控える。 チャットでの個別のやり取りは通数を消費しません(2026年8月8日時点で確認)。ここを控えると、通数は減らないまま接客だけが薄くなります。
- リマインドから削る。 減らすなら効果の薄いものからです。リマインドは、当日いらっしゃらないお客様を減らすために送っているものなので、削った分が予約の取りこぼしとして返ってきやすい部類です。
- 友だちを増やしたのに、通数を計算し直さない。 通数は友だちの人数に比例します。友だちが2倍になれば、同じ配信でも通数は2倍です。友だちが増えたタイミングは、計算をやり直すタイミングです。
- プランを上げれば送れる内容が増えると期待する。 変わるのは通数の枠です。配信のやり方を変えたいのであれば、プランとは別の検討になります。
- 通数を消費しない経路を用意しないまま、上限ぎりぎりで運用する。 上限に達したときに代わりに届く経路がないと、その月の連絡が丸ごと止まります。
業態別の差分メモ
同じ計算式でも、どこが膨らむかは業態で変わります。
- 美容室・理容室:予約件数が多いぶん、①(予約にともなう通知)が主役になります。1予約あたりの通数を1通減らす調整が、そのまま件数分だけ効きます。まずは1予約の通数を数えるところから始めるのが合っています。
- ネイル・まつげ:来店の周期が短く、同じお客様に年間で何度も送ります。1人あたりの年間通数が伸びる業態です。次回予約を来店時に取れていれば、リマインド以外の連絡を減らせます。
- エステ・複数回コース中心のサロン:③(個別のお知らせ)が膨らみやすい業態です。ただし1対1のチャットは通数を消費しないので、コースの相談や日程調整はチャットで行えば、通数の勘定には乗りません。
- 自費の整体・鍼灸・美容整体:通院の間隔をお伝えする連絡が多くなります。ここでは通数の数え方だけを扱いますが、配信する文面については別の注意が必要です。2025年のあはき柔整の広告ガイドライン改正で、ホームページやSNS、地図サービスの表示まで規制の対象になりました。一斉配信の本文も表示にあたるため、症状や身体の変化に踏み込む表現は避け、日程・料金・メニューの案内にとどめます。
まとめ
公式LINEの通数は、送る前に計算できます。式は3つの足し算でした。①月の予約件数 × 1予約あたりの通数、②友だちの人数 × 一斉配信の回数、③個別に送るお知らせの数。この合計を、契約中のプランの無料通数と並べます。
つまずきやすいのは②です。一斉配信は送った友だちの人数分だけ通数を使います。友だちを増やしてきた店ほど、1回の配信が重くなります。
合計が収まらないと分かったら、選ぶのは3つ。通数を減らす、別の経路に逃がす、プランを上げる。どれが正解かは、上位プランとの月額の差と、自店の1予約あたりの粗利を並べれば出ます。単価が高い店は減らすと損をしやすく、一斉配信で膨らんでいる店は配信の回数を見直すだけで収まることが多い、という向きになります。
そして、上限に達したときに困るのはお客様の側です。月に一度、残りの通数を見る日を決めておく。それだけでも、月末に事故として発覚する形は避けられます。電卓とトーク画面、10分あれば今日のうちに出せます。
通数を数える・見張る・気づくを、手作業にしないなら
この記事の3つ、数える・見張る・止まったら気づくは、どれも手でやると続きません。SALONA(サローナ)から送るLINE通知は1通ずつ通数を消費しますが、今月の残り通数が画面に表示されます。契約中のLINEプランを登録しておくと残りが正しく出て、上限に達したときはメールとアプリ内のお知らせで届き、翌月1日に自動で再開します。メール通知は通数を消費しないので、逃がす先としてそのまま使えます。
よくある質問(FAQ)
Q. 一斉配信を1回送ると、通数はいくつ使いますか。
A. 送った友だちの人数分です。LINEヤフー for Businessの料金プランページでは、通数の数え方が「メッセージを送った回数」×「送った友だちの数」と説明されています(2026年8月8日時点で確認)。友だちが300人いれば、1回の配信で300通です。無料のコミュニケーションプランは月200通なので、友だちが200人を超えた時点で、配信1回で使い切る計算になります。なお、1回の配信で吹き出しを最大3つまで使っても通数は1通です。伝えたいことが多いときは、送信を分けるのではなく吹き出しを分けると通数を節約できます。
Q. 無料の200通を使い切ると、どうなりますか。
A. 料金プランページでは、コミュニケーションプランとライトプランは追加メッセージが「不可」と記載されています(2026年8月8日時点で確認)。無料通数を超えた分を買い足せないため、使い切るとその月のメッセージ配信ができなくなります。無料通数は月ごとの枠なので、月が替われば戻ります。困るのはお客様の側で、お店の画面には何も起きないため気づきにくい点に注意が必要です。月に一度、管理画面で残りの通数を見る日を決めておくか、リマインドをメールと二重で送る形にしておくと、月末に発覚する事態を避けられます。
Q. ライトプランに上げるべきかは、どう判断すればいいですか。
A. 上位プランとの月額の差と、自店の1予約あたりの粗利を並べます。無料プランからライトプランへの差は月5,000円(税別)です(2026年8月8日時点で確認)。客単価8,000円・材料費1,000円の店なら1予約の粗利はおよそ7,000円で、リマインドを削ったことで月に1件でも予約が飛べば、差額を上回ります。この場合は上げたほうが合います。逆に、単価が低く、通数の大半が一斉配信で膨らんでいるなら、配信の回数を見直すほうが先です。判断の前に、送りたい配信の回数を決めておくと迷いません。
運営: 株式会社art crat./SALONA編集部
公開日: 2026-08-08 最終更新: 2026-08-08
本記事のお客様の声は、SALONA利用サロンへのヒアリングに基づき、特定できない形に匿名化して掲載しています。自動文字起こしで欠けた文字は〔 〕で補っています。
参照: LINEヤフー for Business「LINE公式アカウントの料金プラン」|2026年8月8日時点で確認。料金・通数・追加メッセージの条件は改定される場合があるため、判断の前に最新をご確認ください。