リピート・固定客づくり

サロンのお盆・夏季休業のお知らせ|予約を止める設定と伝え方

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サロンのお盆・夏季休業のお知らせは「受付停止」と「個別連絡」をセットで

お盆や夏季休業を取ると決めたら、まずやるべきは2つです。休業期間にお客様のネット予約が入らないよう受付を止めること。そして、すでに予約が入っている常連さんへ個別に連絡すること。この記事では、個人サロンのお盆・夏季休業のお知らせを、予約を確実に止める設定と、そのまま使える休業告知の文例まで、今日から動かせる手順にまとめます。

この記事でわかること

  • 休業期間と受付再開日の決め方(予約締切との関係)
  • 休み中に予約が入る事故を防ぐ「受付停止」の設定手順
  • すでに入っている予約客への連絡と、コピペで使える休業告知の文例3パターン

結論:段取りは「①期間を決める→②受付を止める→③既存予約客に連絡→④告知」の順

先に答えをお伝えします。お盆・夏季休業のお知らせは、次の順番で進めると抜け漏れがありません。

  1. 休業期間と受付再開日を決める(予約締切もあわせて考える)
  2. 予約システムで受付を止める(休み中にネット予約が入る事故を防ぐ)
  3. すでに入っている予約客に個別連絡する(休業期間にかかる予約を確認)
  4. 常連・お客様へ休業を告知する(店頭・SNS・公式LINEなど)

見落とされがちなのが2番目です。休業を告知しても、ネット予約の受付が開いたままだと、その期間に新しい予約が入ってしまいます。「告知したのに、休みの日に予約が入っていた」という事故は、告知と受付停止を別々の作業と意識していないと起きます。告知と受付停止は、必ずセットで行う——これが一番のポイントです。


なぜ「告知」だけでは休み中の予約が止まらないのか

お盆前のあるあるが、「SNSと店頭には休みを貼り出したのに、ネットから予約が入っていた」というケースです。

原因はシンプルで、告知(お知らせを見せること)と受付停止(システムが予約を受け付けなくすること)は別の作業だからです。店頭の貼り紙やSNSの投稿を、予約システムが読んで自動で受付を止めてくれるわけではありません。お客様が予約ページを開けば、休業を知らないまま空いている枠を選んで予約できてしまいます。

しかもネット予約は、あなたが寝ている深夜でも、休業に入ってからでも入ります。休みに入って予約通知に気づかず、当日になってお客様が来店してしまう——そうなると、せっかくの休みが気まずい対応で潰れます。

だから、休むと決めたらまず予約システム側で「この期間は受け付けない」設定をするのが先決です。告知はそのあとでも間に合います。次のセクションで、その具体的な手順を見ていきます。


手順①:休業期間と受付再開日を決める

まず、いつからいつまで休むかを確定します。

お盆休みは、一般に8月13日から16日ごろを指すことが多いですが、地域や慣習によって時期はさまざまです(東京など一部地域では7月にお盆を行う例もあります)。世間の休みに合わせるか、あえてお客様が動きやすい時期にずらすかは、お店の客層で判断してください。

決めておきたいのは、次の3点です。

  • 休業の初日と最終日(例:8月13日〜8月16日)
  • 受付再開日(例:8月17日から通常営業)
  • 予約の締切(休み前の最終営業日は予約が集中しやすいので、早めに埋まる前提で考える)

受付再開日をはっきり決めておくと、告知文に「◯日から通常営業します」と書けます。お客様は「いつからまた行けるか」がわかると安心し、休み明けの予約につながりやすくなります。


手順②:予約システムで受付を止める(休み中の予約事故を防ぐ)

期間が決まったら、休業日を予約システムに登録して、その期間はお客様が予約できないようにします。ここが今回の肝です。

SALONAでの操作を例に、店舗全体を休みにする手順を説明します。

店舗全体を臨時休業にする

  1. 「設定 → 予約・営業日 → 営業日時個別設定」を開きます。
  2. 休業する日付を選び、その日を休業(営業なし)として登録します。これは、通常の曜日ごとの営業設定を、その日だけ上書きする機能です。
  3. お盆期間の全日(例:8/13〜8/16)を同じように登録します。

登録すると、その期間は予約台帳にグレーで「休」と表示されます。そして、ここが大事な点ですが、お客様のWeb予約・LINE予約は、休業に設定した期間には入れられなくなります(自動でブロックされます)。お客様が予約ページを開いても、休みの日は選べない状態になるので、「告知したのに予約が入っていた」という事故を防げます。

スタッフだけを休ませたい場合

お店は開けるけれど、特定のスタッフだけ夏休みを取る、というケースもあります。その場合は店舗全体の休業ではなく、スタッフ単位で塞ぎます。「設定 → 予約・営業日 → スタッフの勤務設定(ブロック・シフト)」で対象スタッフの休みを終日ブロックとして登録するか、予約台帳の空き枠を種別「ブロック」で埋めます。こうすると、そのスタッフの予約枠だけがふさがり、他のスタッフは通常どおり受け付けられます。

⚠️ ここで1つ、勘違いしやすい点を補足します。休業日を設定してブロックされるのは予約の受付であって、お客様に休業のお知らせが自動で送られるわけではありません。受付停止と告知(お知らせ)は別物です。全体への休業告知は、次の手順で別途行います。

手順③:すでに入っている予約客に個別連絡する

受付を止めても、設定する前から入っていた予約はそのまま残ります。ここを見落とすと、休みにしたはずの日にお客様が来てしまいます。

段取りはこうです。

  1. 予約台帳で、休業期間(例:8/13〜8/16)にかかっている予約を確認します。
  2. 対象のお客様に、個別に「その期間は休業のため、別日への変更をお願いしたい」と連絡します。
  3. 可能なら、その場で振替の候補日を提案すると、お客様も動きやすくなります。

連絡手段は、ふだんそのお客様とやり取りしている方法(LINE・電話・メールなど)で構いません。大事なのは、休業期間に予約が残っていないかを休みに入る前に必ず一度、台帳で洗い出すことです。

なお、「全お客様への一斉の休業告知」と「既存予約客への個別連絡」は別の作業です。予約システムでできるのは、休業期間の予約客を台帳で把握して個別に連絡するところまで。友だち全員への一斉のお知らせは、公式LINEの標準機能やSNS・店頭掲示で行います(次の手順で扱います)。


手順④:常連・お客様への休業告知と、そのまま使える文例

受付を止めて、既存予約客への連絡も済んだら、最後に「お店として休みます」というお知らせを広く伝えます。

告知の場所は、お客様が普段お店の情報を見ている場所すべてです。

  • 店頭掲示(ドアや受付に貼り紙)
  • SNS(Instagram・X など、投稿とプロフィール欄の両方)
  • 公式LINEアカウント(LINE公式アカウントの標準機能で、友だちへお知らせ配信)
  • Googleビジネスプロフィール(営業時間の「特別営業時間」で休業日を設定しておくと、検索やマップに反映されやすくなります)

告知は、休みの1〜2週間前から出し始めると、お客様が休み前に来店を済ませたり、予定を組み直したりできます。

コピペで使える休業告知の文例(3パターン)

店名・日付を差し替えてお使いください。受付再開日を必ず入れるのがコツです。

A. 丁寧・きちんと伝える型(店頭掲示・SNS向け)

【夏季休業のお知らせ】
平素より当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
下記の期間、夏季休業とさせていただきます。

休業期間:8月13日(水)〜8月16日(土)
通常営業:8月17日(日)より

ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

B. カジュアル・親しみやすい型(SNS・公式LINE向け)

🌻夏季休業のお知らせ🌻
いつもありがとうございます!
8/13(水)〜8/16(土)はお盆休みをいただきます。
8/17(日)から通常どおり営業します✂️
お休み前のご予約はお早めに◎
再開後のご予約もお待ちしています🍉

C. 受付再開日を強調する型(休み明けの来店を促したいとき)

【お盆休みと、休み明けのご案内】
8月13日(水)〜16日(土)はお休みをいただきます。
8月17日(日)より通常営業を再開します。

お休み中もネットからのご予約は受け付けております(施術は再開後)。
休み明けは混み合うことが予想されます。
ご希望の日時がお決まりの方は、お早めのご予約がおすすめです。

※ 文例Cは、受付そのものは止めず(休業設定をせず)、来店だけをお休みにして休み明け以降の予約は受け付けたい店舗向けの文面です。手順②で受付そのものを止める場合は、「お休み中もネットからのご予約は受け付けております」の一文は外してください。

文例Cのように、告知の中で「休み明けの予約はお早めに」と一言添えると、休業のお知らせが、そのまま次の来店のきっかけになります。せっかく全員の目に触れるお知らせなので、休むことを伝えるだけで終わらせず、再開後の来店へ軽く背中を押すのがおすすめです。ただし、割引や特典を過度に煽る表現は避け、あくまで自然な案内にとどめましょう。


よくある失敗とNG

お盆・夏季休業のお知らせで、つまずきやすいパターンです。

  • 告知だけして、ネット予約の受付を止めていない … 一番多い事故です。SNSや店頭に貼っても、予約システムが受付を開けたままだと、休みの日に予約が入ります。受付停止と告知はセットで。
  • 既存の予約客への連絡を忘れる … 受付を止める「前」から入っていた予約は残ります。休業期間にかかる予約を台帳で洗い出し、個別に連絡を。
  • 受付再開日を書いていない … 「いつまで休み?」だけだと、お客様は次にいつ行けるか判断できません。再開日を必ず明記します。
  • 告知が休みの直前すぎる … 前日に貼っても、常連さんは休み前の来店を組めません。1〜2週間前から出し始めるのが目安です。
  • 「システムの休業設定をすれば、お客様全員に自動でお知らせが届く」と思い込む … 休業日設定でブロックされるのは予約の受付であって、お知らせの自動送信ではありません。全体への告知は、公式LINE・SNS・店頭で別途行います。

業態別の注記

休業告知の基本は同じですが、業態で気をつける点が変わります。

  • 美容室・理容室 … カラーやパーマは施術時間が長く、休み前の最終営業日に予約が集中しがちです。受付再開日を明記し、休み前の枠が早く埋まる前提で締切を考えておきましょう。
  • まつ毛・ネイル … 付け替え・リペアの周期があるため、「休みの前後で予約が寄る」傾向があります。休業告知に「休み前・休み明けはお早めに」を添えると、予約が分散します。
  • 自費の整体・整骨院・治療院など … 通う間隔が施術のペースに関わる業態です。休業のお知らせでは、効果や症状の断定的な表現は避け、「休業期間」と「再開後の予約案内」に徹するのが安全です(広告表示の規制対象になり得るため)。休み明けの通院ペースの相談は、再開後に個別で受ける形にしておくとよいでしょう。

まとめ

個人サロンのお盆・夏季休業のお知らせは、次の順番で進めれば抜け漏れがありません。

  1. 休業期間と受付再開日を決める(予約締切もあわせて考える)
  2. 予約システムで受付を止める(休み中にネット予約が入る事故を防ぐ)
  3. すでに入っている予約客に個別連絡する(休業期間にかかる予約を台帳で洗い出す)
  4. 常連・お客様へ休業を告知する(店頭・SNS・公式LINE・Googleビジネスプロフィール/受付再開日を必ず明記)

一番のポイントは、告知と受付停止をセットにすること。お知らせを貼るだけでは、ネット予約は止まりません。受付を止めてから告知する、この順番を守れば、「休みの日に予約が入っていた」という事故は防げます。

休み明けの立ち上がりを軽くするなら、再来店のうながし方もあわせて整えておくと効果的です。再来店の案内のタイミングは、再来店クーポンは何ヶ月後に送る?タイミングと有効期限の決め方も参考にしてください。


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よくある質問(FAQ)

Q. 休業日を予約システムに設定すると、お客様に自動でお知らせが届きますか?
A. いいえ。休業日を設定してブロックされるのは「予約の受付」であって、お知らせの自動送信ではありません。休業日を登録するとお客様のWeb・LINE予約はその期間に入れられなくなりますが、休業を広く伝える告知は、公式LINEの標準機能・SNS・店頭掲示などで別途行う必要があります。受付停止と告知は別の作業と考えてください。

Q. すでに休業期間に入っている予約は、どうすればいいですか?
A. 受付を止める前から入っていた予約は残ります。予約台帳で休業期間にかかる予約を確認し、対象のお客様へ個別に「その期間は休業のため、別日への変更をお願いしたい」と連絡してください。可能であれば振替の候補日を提案すると、お客様も動きやすくなります。全員への一斉告知とは別に、この個別連絡を必ず行うのがポイントです。

Q. お店は開けて、スタッフ1人だけ夏休みを取りたい場合は?
A. 店舗全体の休業ではなく、スタッフ単位で予約枠を塞ぎます。スタッフの勤務設定で対象スタッフの休みを終日ブロックとして登録するか、予約台帳の空き枠を種別「ブロック」で埋めれば、そのスタッフの枠だけがふさがり、他のスタッフは通常どおり予約を受け付けられます。


運営:株式会社art crat./SALONA編集部
小規模・個人サロン、自費の治療院の経営・集客・ツール選びに、現場の手順で具体的に答えるメディアです。
公開日:2026-07-07/最終更新:2026-07-07
参照:お盆期間に関する一般的な慣習(時期は地域により異なります)。休業日の運用は各店舗の判断で行ってください。

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